なぜ野菜を食べるのか?

広告

Pocket

子どもの時は野菜は
あまり好きな方ではなかった。
多くの人がそうであろう。

しかし、最近歳をとってか
美味しく感じる。不思議だ。
近所の方から美味しい野菜を頂いて、
野菜の本当の美味しさに
気が付いたのかもしれない。

そしてネットで検索して、
美味しそうなのを作ってみたりして、
なかなかそんな自分が好きだ。

そんな自分の話をしてもしょうがないので、
野菜を摂ることの重要性について述べていく。

野菜の目標摂取量

健康日本21では1日に
350g摂取することが望ましいと言われている。
では実際のところはどうなのであろうか。

平成29年の国民健康・栄養調査結果の概要では、
野菜の1日あたりの摂取量の平均は288.2g。
(20歳以上男女別では男性295.4g女性281.9g)
と大きく下回っている1)。

これはダイエットや忙しさから
2食になってしまうこと。
外食が多いこと。サラダなどは
案外量が食べられていないことなどが挙げられる。

食物繊維って何?

じゃあ食物繊維って何もの?
ってところだけど、

定義としては
「人の消化酵素で消化されない、
食物中の難消化性成分の総体。」
と言われている。

要するに消化されずに残るモノ。
割と形の残る不溶性食物繊維と、
ネバネバする水溶性食物繊維に分かれる。

不溶性は善玉菌のエサになって、
お腹の調整を整える。
水溶性はネバネバが故に、
糖の吸収を抑えたり、
小腸でコレステロールや胆汁酸を
吸収して排泄しやすくするなどがある。

その他にも
日本人の死因の半分以上とされる
生活習慣病のがん・心臓病・脳卒中の
予防に効果的と疫学研究で明らかになっている。
これは食物繊維・カリウムや抗酸化ビタミンが、
効果的に働く影響だとされる。

そしてもう一つは身体の酸化を防ぐこと。
酸化は老化やがん・認知症・生活習慣病とも
関係が深いとされている。

不溶性食物性繊維と水溶性食物繊維

不溶性食物繊維は
セルロース  ・・・野菜・豆・穀物
ヘミセルロース・・・豆・穀物
キチン    ・・・きのこ
イヌリン   ・・・ごぼう

水溶性食物繊維は
β-グルカン  ・・・大麦・オーツ
ペクチン    ・・・熟した果物
アルギン酸   ・・・こんぶ・わかめ
グルコマンナン ・・・こんにゃく

不溶性は先ほど述べたように、
善玉菌のエサになる他、
腸の蠕動運動を盛んにし、
消化管を通過する時間を短縮させる。

消化管内で水分を抱えて容積を増大させ、
排泄を促す。
ただ量が多すぎると、
コロコロ便が促進されることもあるので注意。

水溶性はネバネバで糖の吸収を抑えたり、
コレステロールや胆汁酸を
吸収して排泄しやすくする。

まとめ

食物繊維は今までは食べ物の残りカスと言われ、
あまり重要性を信じられていなかったが、
近年ではその働きが注目されている。
しかしながら大きく不足しているのが現状である。

善玉菌のエサになりお腹の調整を整えたり、
糖の吸収を抑えたり、
小腸でコレステロールや胆汁などを吸収し、
排出を促す役割がある。

これらの働きは、
日本人の死因の半分以上を上回る、
生活習慣病の予防にも大きく関わってる。

1)国民健康・栄養調査.厚生労働省.2017

Photo by Katie Smith on Unsplash

広告

ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔 岡山のクリニックで理学療法士として勤務。 "痛み"に対して 日常生活のコントロールの重要性を提唱している。