“わかっていること”と”やってること”

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わかっているのと実際にやるのとは随分と違う。
頭でわかっていても、できないことは誰にでもある。
子供を叱るときがあるが、
子供から「それ知っとる。わかっとる。」と
口答えされることが多々ある。
随分と自分の意思を示せるようになったものだと
感心するのだが、
「知っとるかどうかを聞いてるんじゃなくて、
やってるかどうかを聞いているんだ。」
と言い返す。
知っていてもできないことはなかなか多い。

スポーツでもどのように投げれば、
どのように打てば、
どのようにメンタルコントロールをすれば・・・。
わかっているけれどもなかなかできない。
それに対する書籍を読んですぐできるのならば、
多くの人がオリンピックを目指せるが、
なかなかそうはいかない。

頭で理解することと、
実際に動くことではそもそも脳の領域が違う。
そして、なかなか一度出来上がった回路、
いわゆる習慣や癖は
そう簡単に変えられないのである。
自己啓発本を読んだ後、
すごく崇高に生きられそうな気がする。
勉強会に行った後、なんだか達人になった気がする。
しかし、実際のところ2〜3日で元に戻ってしまう。

大切なのは精神的に「意識を変える」ということでなく、
具体的にどうするか。
何をするかに焦点を向けることである。
それでも一度ついた習慣や癖を変えるのは難しい。
こういったときには環境を変えてやるのも、
自己暗示には有効である。
髪型を変える、服装を変える、文具を変える、
役割を変える、宣言する。
など行動を変えるきっかけを作っていくのも手である。

まとめ

わかっていることと実際やることは随分と違う。
頭で理解することと実際に動くことでは、
脳の領域も違う。
また何より一度出来上がった習慣や癖は、
そう簡単に変えることができない。

精神的に「意識を変える」ということではなく、
何をするか具体的に行動に焦点をおくことが重要である。
こういったときには環境を変えることも有効である。
行動を変えるきっかけを意識でなく、
具体的な行動からアプローチすることが、
何よりも大切である。

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔 岡山のクリニックで理学療法士として勤務。 "痛み"に対して 日常生活のコントロールの重要性を提唱している。