トリガーポイントとしびれ

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しびれ症状があるものの、
画像所見に異常がなく、
神経ストレステスト等でも陰性の場合がある。

症状もデルマトームに一致せず、
末梢の循環障害とも当てはまらない。
ただ日によって症状が軽い時と、
重い時と変動があるなどの特徴がある。

こうした時に可能性として考えられるものに、
トリガーポイントの症状が考えられる。

トリガーポイントは筋のやや深層部に
しこりのように感じる、
いわゆる筋硬結として触知される。

圧迫すると深部に響いたり、
周辺に広がるような痛みが出るのが特徴である。
このトリガーポイントがしびれ症状を
誘発することも少なくない。

筋が過緊張を起こしている時にも、
ジンジンやビリビリするといった症状はよく聞く。
過緊張に伴う局所の循環障害や、
過緊張に伴う生理学的物質の影響が
関与していると考えられる。

もしトリガーポイントが関係する症状であれば、
圧迫した時にその症状部位に刺激が誘発される。
リリースすることで症状が消失すれば、
その症状はトリガーポイントが
関与していた可能性が高いと言える。

まとめ

しびれと言えば一般的に神経症状と思いがちであるが、
神経症状が否定された場合は
他の可能性を推測する必要がある。
末梢循環の問題も否定され、
症状が日によって変化するのであれば、
次はトリガーポイントの可能性も考えてみてはどうだろうか。
圧迫することによる症状誘発と、
リリース後の効果判定で効果が認められるのであれば、
トリガーポイントがそのしびれの原因の可能性が高いといえる。

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔
岡山のクリニックで理学療法士として勤務。
“痛み”に対して
日常生活のコントロールの重要性を提唱している。