スマホによる脳の恐ろしい影響

広告

Pocket

スマホばかりしたら、目に良くない。
勉強する時間が減るから、学力が下がる。
そういう認識はある程度あるかもしれない。
しかし、実はスマホによる影響は
そんなものではない。

スマホを使用後、30分から1時間は、
前頭葉の働きが低下することがわかっている。
前頭葉は考えたり、
行動のコントロールに関わるところである。
スマホをした後に勉強をしても、
理解力が低下するため
頭に残りにくくなっていると考えられる。

実際にスマホを使って2時間勉強した人と、
勉強しない人とを比べると、
2時間勉強した人と勉強をしない人が、
あまり変わらないという結果が出ている。
2時間の勉強がスマホをすることで
”無”になっているのである。

またスマホのアプリであるLINEは、
非常に便利であるが脳への影響が非常に大きい。
LINEはメッセージを送り、
相手がそれを読むと既読がつく仕様である。
メッセージを送った相手は相手が既読がついたか確認、
メッセージが返ってきたら
それをまた読むという作業が必要になる。
その間にも既読がついてもつかなくても、
メッセージを送った後、気になるものである。
この時、一種の社会不安が生じ、
前帯状回の働きが減少する。
前帯状回は考えの切り替えや注意集中に関わるので、
勉強にも身が入らなくなってしまう。

スマホ以外でもテレビやゲームの影響も指摘されている。
テレビは知能や言語性知識である前頭前野や前頭極が低下する。
また運動に関わる感覚運動領域や
攻撃性に関わる視床下部周辺領域が低下する。
要するにテレビにより知能や言語的知識、
運動能力が低下し攻撃性が増してしまう。
またゲームでは認知機能に関わる前頭前皮質、
やる気に関わる大脳基底核、
言語や記憶に関わる側頭皮質が低下する。
これらは記憶力や推理力に関係する
動作性知能やIQとも関係してくる。
またゲームはドーパミンを分泌させやすくするため、
依存性、中毒性が高くなる。
ドーパミンは過剰分泌になると毒性があり、
基底核にダメージを生じ発達の障害に関係する。

まとめ

現在はテクノロジーの発達で様々な便利な道具がある。
スマホやテレビ、ゲームなどあるが、
どれも脳の働きに影響を及ぼすことがわかってきている。

スマホでは理解力の低下、
注意集中や切り替えの能力低下。
テレビでは知能や言語的知識、
運動能力が低下し攻撃性が増しやすくなる。
ゲームではやる気や記憶力が低下し、
自己コントロールが困難になる。

要するにスマホ、テレビ、ゲームを使いすぎると、
記憶力や理解力が低下し、
やる気や気持ちの切り替えが難しくなり、
運動が苦手でキレやすくなる。
なかなかどうしようもない感じである。
親としても子供にしっかりとルールを決めて、
これらの使用を気をつける必要があるかもしれない。

1)横田晋務(2016)『2時間の学習効果が消える!
やってはいけない脳の習慣』,青春出版社

広告

ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔
岡山のクリニックで理学療法士として勤務。
“痛み”に対して
日常生活のコントロールの重要性を提唱している。