悪酔い二日酔いを防ぐ最強の飲み方

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梅雨が明けて、暑い夏がやってくる。
焼肉、バーベキュー、ビアガーデン・・・
お酒好きにはもってこいの季節である。

しかし、お酒の飲み過ぎは体にこたえる・・・。
悪酔いと二日酔いである。

悪い酔い

悪酔いは血中のアセトアルデヒド濃度が
高過ぎる状態。

頭が痛くなったり、
吐き気を覚えたりするようなこと。
またからんだり、泣き出したり、
わめいたり、周りの人に
迷惑になるような状態のことである。

悪酔いはアセトアルデヒドが
血中で一定量を超えると生じるので、
代謝が早い人は無毒な酢酸に分解されるが、
代謝の弱い人は飲酒から
および2時間後症状が出る。

「お酒をちゃんぽんすると悪酔いする。」
と言われるがこれには根拠はない。
ただ、お酒の味が変わるので、
お酒のピッチが上がることが、
間接的に関係すると考えられる。

またアルコールの身体処理能力を超えると、
いわゆる二日酔いになる。
次の日に朝起きて頭が痛い。
吐き気がするなどの不快感を示す。

アルコール分解

アルコールはアルコール脱水素酵素により、
アセトアルデヒドに分解される。
アセトアルデヒドは
アセトアルデヒド脱水素酵素により、
酢酸に分解され、
最終的には水と二酸化炭素に分解、
体外へ排出される。

アルコールの中間代謝物である、
アセトアルデヒドは毒性が強く、
これが悪酔いや二日酔いの原因になる。

個人差

アセトアルデヒド脱水素酵素は、
遺伝的要因によって代謝能力に差がある。
アセトアルデヒド脱水素酵素のタイプは
活性型、低活性型、失活性型に別れる。

活性型はいわゆる酒豪遺伝子。
アルコールの代謝が強いタイプである。
低活性型はアルコールの代謝が弱いタイプである。
あまりお酒に強くないので多くは飲めない。
失活性型はいわゆる全く飲めない。
気持ちよくなる前に過ぎ気持ち悪くなる。

モンゴロイドはほぼ半数が低活性型か失活性型。
あまりお酒に強くないタイプである。
ではこの悪酔いと二日酔い
どうやって防げば良いだろうか。

アルコールの量を調節する。

アルコールの分解は計算することができる。
純アルコール量(エタノール量)
=アルコール度数 ÷ 100 × 飲んだ量(ml) × 0.8(エタノール比重)
肝臓の大きさは体重に比例するので、
1時間で分解できる純アルコール量は、
体重×0.1。
なかなかややこしいので例を出すと、

体重60kgの人の場合。
ビール500ml(アルコール度数5%)で
約3時間。

焼酎シングル水割り(アルコール度数3.7%)で
約1時間。

日本酒1合(アルコール20%)で
約4時間30分。

ワイン1杯120ml(アルコール度数14%)で
約2時間。

ウイスキー・ブランデー60ml(アルコール度数43%)
約3時間。

これを踏まえてゆっくり飲みことが、
一つの対処法である。

食べ物飲み物で薄める

つまみを食べるというのは、
アルコールの吸収を抑えるのに
重要な方法である。

こまめに水を飲んだり、
つまみを食べたりする。

水を飲むことで
アルコールを薄めることができるし、
食物繊維や揚げ物などを食べると、
胃の停滞時間が長くなるので、
小腸に行くまで時間がかかる。

アルコールの吸収は95%小腸で行われるので、
胃の停滞時間が長くなれば、
悪酔いや二日酔いも防ぎやすい。
そのかわり胃もたれ、胸焼けなど、
胃の疲れの症状が出やすくなる。

そのほかには分解を助ける成分を
取るのも重要である。

アルコールの分解を助けるものとして、
タコ・イカに含まれるタウリン。
大豆に含まれるL-システイン。
ゴマに含まれるセサミン。
肉・大豆に含まれるタンパク質。
豚肉・たらこ・ニンニクに含まれるビタミンB1
などがある。

体調を良くしておく

睡眠不足やストレスも
アルコール分解の影響が大きい。
体調が悪いと、内臓の働きは低下し、
分解する力が弱くなってしまう。

飲み会の前にはできるだけしっかり睡眠をとり、
あまり考え事をしなことが大切である。

またストレスはお酒のピッチが上がりやすいため、
アルコール代謝が間に合わないことも影響しやすい。

まとめ

お酒は楽しいひと時だが、
悪酔いや二日酔いは最低の気分である。
どうせなら後も気持ちよくいきたいので、
そのあたりの知識は必須である。

お酒が好きだからこそ、
お酒のデメリットもしっかり知っておきたい。

悪酔いと二日酔いを防ぐには、
・アルコールの量を調節する
・食べ物飲み物で薄める
・体調を良くしておく
この3点が使える。これからのシーズン。
楽しいお酒になるように、
お互いに検討を祈りたい。

Photo by Quentin Dr on Unsplash

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔 岡山のクリニックで理学療法士として勤務。 "痛み"に対して 日常生活のコントロールの重要性を提唱している。