療法士の強み

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医学で用いられる検査・測定は
通常は正常を求めるものが多い。
血液検査でも数字が正常範囲を一定以上超えていれば、
異常とされ薬を処方される場合も多い。

療法士の機能評価は必ずしも
正常を求めるものではない。
患者の求めるものの問題が何なのかや
その問題が改善可能かどうかの
見極めをするためのものでもある。

その評価によって患者の求めるものを、
目標に設定するのか。
それとも目標を修正する必要があるのか。
機能面での改善が困難な場合は、
道具を使ったり、代償動作でクリアする方法など
修正した目標を提示する必要がある。

要するに評価によって正常を求めるのではなく、
予後を見極めていくことが必要である。
予後が見極められるので目標が設定でき、
目標が設定されれるので、
必要な課題が見えてくる。

この予後の見極めができることこそ、
他の職種には負けない強みとなる。
目の前の患者さんがどこまで良くなるのか。
予後を見極められるので、
具体的な説明が可能になる。
また入院患者が自宅退院が可能なのか、
それとも施設入所の必要性があるかの見極めも、
説明できるのは療法士の強みになる。

まとめ

理学療法の評価は正常を求めるものでなく、
その人の予後を見極めるための材料になる。
この予後の見極めができることで、
具体的な説明をしたり、
自宅に帰ることができるのか
それとも施設入所の可能性が高いか
説明することができる。
これが療法士の強みになる。

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔 岡山のクリニックで理学療法士として勤務。 "痛み"に対して 日常生活のコントロールの重要性を提唱している。