アプローチの程度とタイミング

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療法士がアプローチする時に
強さをどの程度にしたらいいのか。
タイミングとして間違えていないのか。
迷うことはよくあることではないだろうか。

筋にしろ関節にしろアプローチできるものとして、
痛みと可動域の改善がある。
しかし、強すぎたりタイミングが早すぎると
逆に痛みが増加したり悪化することがある。
ではどうやってその判断をしていけば良いのだろうか。

改善可能なもの

改善可能なものとしては緊張によるこわばりがある。
筋の緊張や関節の副運動低下が原因で、
圧痛もなく、副運動時の抵抗感も少ないのが特徴である。

ある程度改善可能なもの

次にある程度改善可能なものとして緊張と損傷の混在型がある。
圧痛が軽度あり、副運動時の抵抗感も軽度あるのが特徴である。
緊張のみではなく損傷も混じっているので、
緊張による症状のみの改善となる。

改善困難なもの

最後に改善困難なものとして損傷によるものがある。
圧痛が強く、副運動時の抵抗感も非常に強いのが特徴である。
これは緊張によるものではなく、
損傷によるものがメインであるため、
アプローチにより悪化する可能性もある。
また後日、遅発性筋痛が出現する可能性もあるため、
患者に説明しておかなければアプローチによる悪化と捉え、
信頼関係を損ねてしまう可能性もある。

まとめ

アプローチにより痛みや可動性の改善を図りたいが、
なかなか思うようにいかない時があると思う。
痛みや可動域の原因が緊張によるものなのか。
それとも損傷によるものなのか。
筋の問題であれば圧痛の度合い。
関節の問題であれば副運動の抵抗感で確認するとよい。
適切な程度とタイミングで
より効果的なアプローチができるのではないだろうか。

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔
岡山のクリニックで理学療法士として勤務。
“痛み”に対して
日常生活のコントロールの重要性を提唱している。