腰椎の伸展と回旋による症状

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腰椎の伸展と回旋の動作で
症状が誘発する例は多い。

伸展による症状としては
背臥位で下肢を伸ばして寝ると腰が痛い、
足がつってくるなどの症状がある。

回旋では回旋した側と
反対側の腰部や下肢に症状が出現する。

原因となる関節は回旋側と
反対側の胸腰椎椎間関節、
同じく反対の股関節、
そして同じく反対側の大腰筋が頻度として多い。

例えば左回旋で症状が誘発するとする。
左回旋をした際に胸腰椎の右椎間関節の可動域制限があれば、
右脊柱起立筋が過緊張してしまうことで回旋制限が生じる。
そうすると脊椎の回旋制限があることで、
下部腰椎の過剰運動が引き起こされ症状が出現する。

また同様に股関節の可動域制限があると、
内転や内旋に制限が生じやすいため、
これも下部腰椎の過剰運動が引き起こされる原因となる。

また大腰筋は腰椎の前弯の増強とともに、
反対側の回旋も誘発しやすくなる。

よって伸展及び回旋で症状が誘発される場合は、
疼痛が誘発される方向の反対側の、
胸腰椎移行部、股関節と大腰筋を
リリースすることが有効である。

左回旋で症状が誘発される場合は、
右胸腰椎移行部、股関節の副運動、可動域の改善。
右大腰筋の緊張の改善が有効である。

まとめ

伸展・回旋によって症状が誘発される場合は、
回旋方向の反対側の胸腰椎移行部、股関節とともに、
大腰筋のリリースが有効である。

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔
岡山のクリニックで理学療法士として勤務。
“痛み”に対して
日常生活のコントロールの重要性を提唱している。