筋筋膜性疼痛の表層と深層

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痛みでは筋・筋膜性の痛みが
メインとなることが多い。

筋膜は周辺組織とつながるため、
周囲の関節の副運動低下があれば、
筋膜が緊張することも少なくない。
これは関節包や周囲筋膜と
筋膜がつながるためである。

また内臓の緊張が高まっている場合も、
深層筋膜と表層筋膜のつながりの関係で、
筋膜が過緊張を生じてしまう。

要するに筋膜の過緊張は、
その周囲の関節の硬さや内臓の緊張が
影響として大きい。
そのため、過緊張している筋を緩める
アプローチでは改善しなかったり、
一過性の改善となることがある。
その筋膜に関連する関節の副運動を改善したり、
その筋膜に関連する内臓を改善する必要がある。

筋膜による表層の関連性のみでは
改善しないことがある。
その場合は筋の深層の問題のことがある。
これはいわゆるトリガーポイントと呼ばれるものである。
表層の筋膜の問題が改善されても、
深層のトリガーポイントが残存する場合、
疼痛は変化しないことがある。

トリガーポイントは痛みやコリの最も強い点であり、
発痛点とも言われる。
深層のトリガーポイントは表層の筋膜と比べ、
関節運動を行なってもあまり動かないので、
ほぐれにくいことが多い。
直接的にトリガーポイントを圧迫させて
リリースするのが効果的である。

まとめ

筋筋膜性の疼痛では表層では筋膜、
深層ではトリガーポイントが関係することが多い。
筋膜はその周辺の関節の硬さや
内臓が関係することも少なくない。
トリガーポイントは深層の痛みやコリの
強い点を直接的にリリースするのが効果的である。

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔
岡山のクリニックで理学療法士として勤務。
“痛み”に対して
日常生活のコントロールの重要性を提唱している。