安全管理とKYT危険予知トレーニング

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様々な事故や怪我に対して、
いかに安全に物事を進めていくか。
こういったときに大切なのが安全管理である。

日本は高度経済成長の頃、
製造業を中心に人、モノ、金が動いた。
多くのものを作り上げる中で、
事故も多くこうした中から安全管理の概念は生まれた。
中労災は事故を0にし、安全を先取り、
全員参加型で考えることを提案した。

その後、国鉄の指差呼称を皮切りに
安全管理に対する意識は全国産業界へ普及していった。

安全管理ではヒューマンエラーがあることを
前提で考えていくことが重要となる。
ヒューマンエラーとは、
人が起こしてしまうミスや過ちであり、
わかっているつもりの錯覚。
ぼーっとしていた不注意。
手を抜いた省略。
手っ取り早く済ませる近道。
などがこれにあたる。

安全を管理する上で、
関係する要素はいくつかあり、
環境的要因・人的要因そしてそれらは、
変化したり複合的に関係し合うことで生じる。

安全管理でよく使われる手法として、
KYT危険予知トレーニングがある。
危険をあらかじめ予知することで、
対策をとっていこうという試みである。
これにより感受性を高め、
問題解決意識、
実践意欲を高めることが可能となる。

問題を広い視点で捉え、
重要なものを選別し、
具体化するため意識化したスローガンを作る。
こうした流れを4ステップで進めていく。

まず第1ステップでは、
危険要因と事故を想定していく。
多くの意見を取り入れるために、
ブルスト形式をとる。
発言は量より質で人の意見は批判をしない。
自由平等に発言し、他人のアイデアの加工もありとする。
第2ステップでは、
緊急性や重要なものを選別する。
第3ステップでは、
具体的な対処法、具体策を提案する。
第4ステップでは、
具体的に意識化するために、
スローガンを作り周知徹底する。

こうしたプロセスを通じて、
あらかじめ危険な状況を予知し、
安全に物事が進むように取り組んでいく。

まとめ

安全管理はヒューマンエラーが
生じること前提で考えていく。
また関係する要素は人的要因だけでなく、
環境的要因、そして変化や複合的な関係性について
考慮する必要がある。

よく使われるものとして、
KYT危険予知トレーニングがある。
問題を広い視点で捉え、
重要なものを選別し、
対処と具体化するため意識化したスローガンを作る。
こうした流れにより、感受性を高め、
問題解決意識、実践意欲を高めることが可能となる。

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔 岡山のクリニックで理学療法士として勤務。 "痛み"に対して 日常生活のコントロールの重要性を提唱している。