雨の日は調子が悪くなるという人が多い。
これは気のせいではなく、
気候によってカラダにも変化が生じるためである。
ではどういった変化が生じているのだろうか。
雨の日に生じる気候の影響は、
高い湿度と気圧の低下である。
高い湿度ではヒスタミンが増加する。
ヒスタミンは副交感神経が活性化し、
落ち込みや倦怠感が生じる。
また血管拡張が起こり、
軽度の炎症が生じやすくなる。
また気圧の低下は関節内圧に影響する。
カラダより外の気圧が低くなれば、
密封された関節は相対的に高くなり膨張する。
硬い関節があれば膨張した際に、
関節包が伸張され重だるい痛みを生じやすくなる。
このように高い湿度でヒスタミンの増加、
気圧の低下で関節内圧の上昇が生じる。
まとめ
雨の日は高い湿度でヒスタミンの増加、
気圧の低下で関節内圧の上昇が生じる。
ヒスタミンの増加は副交感神経を刺激し、
落ち込みや倦怠感。
また血管拡張により軽度の炎症が生じる。
また関節内圧の上昇により、
関節包が伸張され重だるい痛みが生じやすくなる。
