神経障害の生理学的なメカニズム

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しびれなどの異常感覚や筋力低下、
表面上では目に見えない。
普通じゃない症状だから不安になる。
これが神経障害である。
ではなぜこのような症状が出現するのであろうか。
神経障害のメカニズムについて述べていく。

生理学的事象とは

神経障害は生理学的事象が起こることで生じる。
どういうことかというと、
具体的には炎症が生じ機械的感受性が増加したり、
血流が減少することによって生じることが多い。
インパルス伝導が問題を生じることで、
通常の神経の働きが阻害されてしまう。

機械的感受性の増加

炎症が生じ機械的感受性が増加するとは、
神経が伸張や摩擦等のストレスが繰り返された場合、
他の軟部組織と同様に炎症を起こすことが知られている。
生体組織においても発赤や腫脹が確認されており、
これらの生理学的反応は組織を敏感にさせてしまう。
軽度の伸張や圧迫により
疼痛や神経症状が誘発される状態となる。

血流の減少

神経が伸張や圧迫を受けた時に血流の減少が生じる。
神経血流が減少することで、
神経の正常な働きが阻害され、
通常のインパルス伝導が阻害される。

まとめ

神経の障害というのは表面上目に見えないので、
解釈が難しく感じられる。
患者が過度に不安を持つことは避けていきたいが、
リスク管理として療法士が把握しておく必要もある。
障害が生じる生理学的なメカニズムは
炎症による機械的感受性の増加か血流減少が多い。
それに伴う正常なインパルス伝導の障害が、
実際の症状に関わっている。
どの部位でそれが生じているのかを、
評価によって導き出すことが日常生活の注意点や
アプローチを考える上で重要になってくる。

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔
岡山のクリニックで理学療法士として勤務。
“痛み”に対して
日常生活のコントロールの重要性を提唱している。