痛みが出やすい環境

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何もしていないのに調子が悪くなることがある。
これは外部環境による影響で、
気候によって体に変化が起こるものである。
それではよくある外部環境について説明する。

雨が降る前

雨が降る時に調子が悪くなると
耳にすることは多い。
その中の一つの影響として気圧の関係がある。
雨が降る前には気圧が低下する。
体の中は密封されているので、
相対的に圧は高くなり膨張したようになる。
高い山に登るとスナック菓子の袋が
膨張するのと同じような状態である。
特に怪我をした後は関節包の伸張性が低下しており、
膨張することで重いような疼痛が出現するようになる。
これが雨が降る前の疼痛の原因である。
関節が柔らかくなると症状は軽減する。

季節の中では冬が最も調子が悪くなる。
冬は寒いので温度が下がる。
軟部組織は低温で柔軟性が低くなるため、
それによる影響を受けやすい。
また寒いと外に出ることが減り、
活動量も低下する。
動くことが少なくなると、
体の柔軟性はさらに低下する。
寒くても外に出てほどほどに動くことは大切である。

朝起きた時

1日の時間の中で一番調子が悪いのは朝起きた時である。
朝は体が最も硬くなっているのがその理由である。
寝ている間は体温が1〜2℃低下する。
体の軟部組織は温度が低下すると硬くなり、
柔軟性が低下することになる。
また寝ている間は動くのが寝返り程度になるので、
体の硬さはより強くなる。
起きて動いていくと徐々に良くなるのは、
硬くなった体が柔らかくなるからである。

まとめ

天気でいうと雨が降る前、
季節でいうと冬、
時間でいうと朝起きた時、
これらが体にとって不利な外部環境である。
雨は気圧の低下が関節を膨張させる。
冬は寒さと活動量低下、
朝起きた時は体温低下と動くことが減るため、
体は疼痛が出現しやすくなる。

何れにしても体が硬いとその影響を強く受ける。
体の柔軟性を維持していくことと、
温めて動かすことが大切である。
特にこれといって原因がわからない時は、
外部環境の影響が関与していることもある。
体の柔軟性の改善と理由を理解することが、
重要になってくるかもしれない。

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔 岡山のクリニックで理学療法士として勤務。 "痛み"に対して 日常生活のコントロールの重要性を提唱している。