鵞足部の痛み

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膝の内側部の痛みは内側裂隙の疼痛が多いのだが、
その他としては鵞足部の痛みがある。
内側裂隙の痛みは内旋位で荷重すると軽減するのだが、
鵞足部の痛みは内旋位で収縮するので
内旋位で増強するのが特徴である。

鵞足は縫工筋、薄筋、半腱様筋で構成され、
ガチョウの足に似ていることから名付けられている。
膝の内側部の痛みといえば、
変形性膝関節症に伴う内側裂隙の痛みが一般的であるが、
間違えやすいのが鵞足部の痛みである。

脛骨粗面の圧痛と本人の主観的疼痛が一致すれば、
鵞足部の痛み可能性は非常に高くなる。
外旋位いわゆるO脚による内側裂隙の疼痛を回避しようとすれば、
内旋位いわゆるX脚による疼痛が誘発されることは多い。

脛骨粗面の圧痛か現在の疼痛の誘発を確認するのが手っ取り早い。
また荷重時の痛みが内旋位で生じるか、
外旋位で生じるかを確認するのものよい。
疼痛の生じない歩容で歩くのが重要である。
また補助的に足部や股関節の可動域回旋をすることも重要である。

まとめ

外旋位いわゆるO脚では内側裂隙の疼痛が生じやすいが、
内旋位いわゆるX脚では鵞足部の疼痛が生じやすい。
脛骨粗面に圧痛がある場合は鵞足部の疼痛である。
それぞれの症状によって疼痛を回避する戦略が変わるので、
的確に評価していきたいところである。

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔 岡山のクリニックで理学療法士として勤務。 "痛み"に対して 日常生活のコントロールの重要性を提唱している。