臨床での痛み

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痛みは臨床上よく問題になる症状である。
しかし目に見えないものであり、
非常に捉えにくいものでもある。

臨床上の痛みは3つに分類できる。
侵害受容性・メカニカルストレス・心因性である。

まず侵害受容性では組織が損傷を起こしている痛みであり、
その痛みに対しては療法士は直接的にはアプローチできない。
痛みを悪化する要因を見つけて対処法を指導したり、
周囲の関節の可動性を広げて負担を軽減したりといった
間接的なアプローチが主になる。

残ったメカニカルストレスと心因性は
身体の警告による痛みである。
組織が損傷を起こしているわけではないが、
現在の動作や姿勢による負担や
心の負担を警告として教えてくれている。
そしてその警告としての痛みが、
身体や心のブレーキとなり抑制として働く。

療法士は患者の痛みが、
侵害受容性・メカニカルストレス・心因性のどれなのか
適確に評価し対応していくことが必要である。
痛みという漠然とした症状から分類していくことで、
痛みの理解とともに、
患者指導も焦点が絞れるのではないだろうか。

臨床での痛み

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔
岡山のクリニックで理学療法士として勤務。
“痛み”に対して
日常生活のコントロールの重要性を提唱している。