疼痛部位と姿勢

広告

Pocket

脊椎は同一肢位になりやすく、
それに伴う症状が生じやすい。
頸椎や上部胸椎では頭痛や肩こり、
胸腰椎移行部では背中の痛み、
腰椎では腰痛や下肢痛が一般的である。
よくとる肢位によって症状は変化する。

左右均等に症状が出現する場合は、
同部が曲がっていることが多いことを意味する。
例えば両側と肩こり症状が頻繁に生じる場合は、
下部頸椎が屈曲位をとっていることを意味する。
また両側の腰痛症状の場合も、
腰椎の屈曲部位の近隣の腰痛が出現しやすい。

また症状に左右差がある場合は、
症状の強い側の反対方向に回旋している場合が多い。
例えば右肩の肩こりが多い場合は、
頸が左回旋の肢位が多い事を意味する。
また逆に左肩こりが多い場合は、
頸が右回旋の肢位が多い事を意味する。

関節モビライゼーションや
筋筋膜に対するアプローチでほぐすのは大切であるが、
硬くなる肢位による影響の方がはるかに大きい。
よく凝る部位を特定し、
どの肢位がその凝りの原因かを特定することが大切である。

まとめ

凝り症状は同一肢位による影響が大きい。
左右均等に症状がある場合は、
同部位が曲がりやすい傾向がある事を意味する。
また片側のみに症状がある場合は、
症状のある側の反対方向に
捻れていることが多い事を意味する。
凝りを改善するための体操やアプローチも大切だが、
まず凝る原因となる肢位を
認識することが最も重要である。

広告

ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔 岡山のクリニックで理学療法士として勤務。 "痛み"に対して 日常生活のコントロールの重要性を提唱している。