改善しやすいしびれ

広告

Pocket

しびれは臨床上よく経験するものである。
改善しやすいものかどうかは、
症状に変動があるかどうかが目安となる。

「日によって症状があったりなかったりする。」
こういった場合は、構造上の問題以外が
原因となっている可能性が高い。

構造上の問題

構造上の問題とは、
神経そのものが変形した骨に圧迫され
常時ストレスを受け続けている状態。
また神経そのものに傷がついており、
改善の見込みが難しものなどが含まれる。

構造上以外の問題

構造上の問題でなければ、
日によって症状があったりなかったりする。
よくある問題では胸郭出口症候群のように、
絞扼性神経障害によるものである。
神経が硬くなった筋肉によって圧迫を受け、
血流の減少や神経運動性の低下などを
きたした状態である。
筋肉が緩んでいる時には症状が消失し、
また硬くなると症状が再燃するのが特徴である。
関連する神経に対応した部位に
症状が誘発されるのが特徴である。

また血液実質の問題や
血行不良からしびれることもある。
糖尿病や貧血など血液そのものの状態が悪いことや、
血行不良などの循環障害が関係することもある。
末端の冷感が一つの目安となり、
入浴時に改善するというのもヒントになる。
症状としては末梢のみに
しびれが出現するのが特徴である。

まとめ

しびれは症状が客観的に捉えにくいため、
評価や効果判定が難しいものである。
改善しやすいしびれの特徴としては、
日によって症状が変動するかどうか。
これが構造上の問題かそれ以外の問題かを、
分別するための一つの指標となる

絞扼性神経障害か血液循環等による問題か。
症状の誘発部位や症状の悪化と
改善のエピソードが何なのかが手掛かりになる。

広告

ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔
岡山のクリニックで理学療法士として勤務。
“痛み”に対して
日常生活のコントロールの重要性を提唱している。