筋の可動域制限

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筋による可動域制限は多い。
ただ可動域制限による要素は一つではなく、
いくつかの要素が混在していることを留意する必要がある。

まず筋の収縮によるもの。
筋が過緊張を起こすと可動域は制限される。
力が入っているか抜けているかだけでも、
筋の伸張性が変化するためである。

次に並列での制限。
これは網の目のような制限因子となるのだが、
水分やプリテオグリカンの他、
筋膜、筋小胞体、細胞膜や血管なども含まれる。
制限としては柔らかく、
わずかな刺激でも変化するのが特徴である。

最後に直列での制限。
筋や腱などがこれにあたるのだが、
筋フィラメントやコネクチン弾性、クロスブリッジが含まれる。
制限としては硬く、
変化が難しいとされる部分でもある。

筋収縮によるものは神経的なバリアーであるが、
直列と並列での制限は物理的なバリアーと言える。

これらの筋の可動域制限だが、
変化していく順番としては
筋収縮によるものが最も早期から生じ、
並列での制限、直列での制限と生じる。

つまり、早期での回復は容易であるが、
時間が経つと可動制限は改善困難なものが多くなる。

まとめ

筋による可動域制限はいくつかある。
筋収縮によるものと並列による制限と直列による制限。
並列による制限は水分やプリテオグリカン、
直列による制限は筋や腱にあたる。
筋収縮によるものは神経的なバリアーであるが、
並列や直列による制限は物理的なバリアーである。

可動域制限は筋収縮から生じ、
並列による制限、直列による制限と変化する。
そのため、早期の回復の方が改善しやすい特徴がある。

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔 岡山のクリニックで理学療法士として勤務。 "痛み"に対して 日常生活のコントロールの重要性を提唱している。