脊椎の屈曲伸展の動き

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脊椎は多くの関節がつながっている。
特に可動に関わる部分は
頚椎・胸椎・腰椎の24個となる。
それぞれの関節によって役割が分かれるため、
頚椎、胸椎、腰椎と名前が違う。

頚椎は7つだがその下から肋骨があらわれ、
胸郭になるため胸椎と区別される。
また肋骨の11番と12番は短いが、
腹筋と腰筋と関わりその役割を果たす。
そしてその下からは腰椎と区別される。

脊椎の動きに関してもその役割の影響があらわれている。
脊椎の屈曲伸展の可動性を述べていく。

まず頸部はもっとも動きが大きい。
頸が動くことで視界を広げ、
目で確認できる範囲を拡大することができる。

そして胸椎だが肋骨と連結するために、
可動性は低いものとなる。
第1〜7肋骨は真肋であり直接胸骨と連結しているため、
可動性は非常低くなっている。
第8〜10肋骨は仮肋であり肋軟骨を介し連結するため、
わずかだが可動性がある。
第11〜12肋骨は遊離肋であり肋軟骨とも連結せず、
完全に浮いているため可動性は大きい。

胸椎と比べ腰椎は可動性が大きくなる。
下になるほど可動性は強くなるため、
ヘルニア・すべり症ともに好発部位が下部腰椎なのは、
これらが原因と考えられている。

まとめ

脊椎の屈曲伸展の可動性は各部位によって大きく変わる。
まずもっとも可動性の大きいのが頚椎。
視界を広げる必要もあるため当然である。
胸椎は肋骨の関わりがあるため可動性は少ない。
第1〜7肋骨は真肋でありもっとも可動性低く、
第8~10肋骨の仮肋はわずかだが可動性がある。
第11~12肋骨の遊離肋は他の部位と比べ、
可動性が大きいのが特徴である。
腰椎は胸椎と比べ可動性が大きい。
特に下部に行くほど大きな動きが可能になるだけに、
ヘルニアやすべり症の好発部位にもなりやすい。

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔 岡山のクリニックで理学療法士として勤務。 "痛み"に対して 日常生活のコントロールの重要性を提唱している。