動き過ぎても動かさなくても良くない

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動き過ぎのリスク

動き過ぎると痛みが出やすくなる。
いわゆる使い痛みなのだが、
いつもと違う動きや持続的な動きで症状が出現する。

いつもと違う動きでは、
いつも使う筋肉と違う筋肉が働くことになる。
また持続的な動きでは負担が持続することになる。
瞬発的な動きでは白筋の多い外層の筋が、
持続的な動きでは赤筋の多い深層の筋が負担になる。
瞬発的な動きでは早期に疼痛が出現しやすく、
持続的な動きでは2〜3日遅れて症状が出現しやすい。

運動量の調整だが指標は
個人差がありなかなか難しい。
無理のない範囲というと
「表情が変わらない程度」というのが、
目安になりやすいのではないだろうか。
涼しい顔で動ける範囲であれば、
無理になることは少ないと思われる。

動きすぎは良くないのだが、
基本的には動くことは推奨される。
動き過ぎることによるリスクはあるが、
動かないことによるリスクのほうが
長期的には影響が大きいためである。

動かさないことのリスク

動きすぎで痛みが出るのは容易に想像できるが、
動かさないことで症状が出ることはあまり知られていない。
動かさないと何が起こるかというと、
同一姿勢が続くことによって、
体が硬くなってしまうのである。

屈曲していれば屈曲して硬くなり、
伸展が困難になる。
伸展していれば伸展して硬くなり、
屈曲が困難になる。
また回旋していれば回旋している方向で硬くなり、
反対側の回旋が困難となる。

硬くなることで他の関節に過剰な運動が生じたとき
痛みを生じることが多くなる。
第5腰椎が過剰運動になることは知られているが、
運動連鎖で考えると胸腰椎移行部の硬さや、
股関節の硬さが過剰な運動の原因になっていることも多い。

テレビやおしゃべり。
仕事やリラックスしている姿勢。
また公共交通機関による移動などが関係することも多い。

動かさないことによって、
体力の低下、関節の硬さ、
自信の喪失などが挙げられる。

まとめ

動かし過ぎることも良くないが、
動かさないことも良くない。
どちらかというと基本的には動かす方が良い。
それは動かさないことによる体力の低下、
関節の硬さ、自信の喪失の方が
長期的に見ると大きな問題になるからである。
「表情が変わらない程度」に動き、
痛みが出た場合は動き方を調節する。
そして徐々に運動能力を高めていくことが理想的である。

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔 岡山のクリニックで理学療法士として勤務。 "痛み"に対して 日常生活のコントロールの重要性を提唱している。