姿勢を良くする事は絶対ではない?!

広告

Pocket

どんな病態かを知ることも大切だが、
どういう機能障害なのかを知ることの方が大切である。

要するに何が起きているかよりも、
どうすれば良いのかを考えていかなければならない。

姿勢が大切なことはいうまでもないが、
姿勢が悪いから症状が出ているのか、
それとも症状が出ているのからかばうために
代償として姿勢を変えているのか。
この二つは全く違うものになる。

姿勢が原因なのかそれとも、
症状があるための結果なのか。
この二つを明確にすることが、
アプローチの方向性を決めるのには大切である。

姿勢が原因なのであれば、
姿勢を正すことで症状は改善しやすい。
しかし姿勢が悪いのが
症状をかばうための結果的なものであれば、
姿勢を正すことはかえって症状を悪化してしまう。

姿勢が原因なのかそれとも結果なのか。
この場合は他動的に正中化させてみたら良い。
もし正中化して症状が軽減するのであれば、
姿勢が原因ということになる。
逆に正中化して症状が悪化するのであれば、
姿勢は代償による結果と言える。

姿勢が原因ならば姿勢に関わる部分をアプローチし、
姿勢が代償による結果なのであれば、
症状に対するアプローチを選択するべきである。

このように臨床の機能障害は予測だけにとどまらず、
運動学的に症状がどのように変化するかを確認することが大切である。
要するに仮説を立てることが大切なのではなく、
答え合わせをしてはじめて見えてくるものである。

まとめ

姿勢が原因なのか、代償の結果なのかは
答え合わせをしなければわからない。

姿勢が原因か結果かの答え合わせは、
他動的に正中化させることである。
姿勢が原因ならば姿勢を正せば症状は軽減する。
それに対して姿勢を正して悪化するのであれば、
姿勢は代償による結果と言える。

広告

ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔
岡山のクリニックで理学療法士として勤務。
“痛み”に対して
日常生活のコントロールの重要性を提唱している。