損傷か緊張か

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筋の痛みは臨床上多く経験する。
触診では過緊張している状態であるが、
ただ単純にほぐせば良いというわけではない。

その筋が”傷んでいる”のか
”こわばっている”のかによって、
アプローチは変わってくる。

要するに”損傷”なのか”緊張”なのかが重要である。
圧痛が強く運動時の抵抗が強い場合は損傷が示唆される。
患者の主観では”嫌な痛み”と表現されることが多い。
損傷であれば軽度なら2~3日長くて1週で
痛みはある程度楽になってくる(炎症期が過ぎるため)。

緊張であれば圧痛は弱く運動時の抵抗も小さい。
患者の主観では”痛気持ちいい”と表現されることが多い。
緊張であればほぐすことで症状は軽減する。

同じ痛みであっても患者の主観が違う。
“嫌な痛み”かどうか確認すること。
また関節運動をした時に抵抗が強いかどうか
確認することが大切である。
緊張であれば緩やかな抵抗感だが、
損傷であれば防御性収縮が入るため強い抵抗である。

まとめ

“嫌な痛み”か”痛気持ちいい”のかで、
主観的に”損傷”か”緊張”か判断する。
また客観的には圧痛の強さや運動時の抵抗感で、
判断することができる。

評価を誤って損傷部を緩めようと刺激すると、
余計に悪化してしまうので注意が必要である。

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔 岡山のクリニックで理学療法士として勤務。 "痛み"に対して 日常生活のコントロールの重要性を提唱している。