筋肉の過緊張がなかなか軽減されない場合

広告

Pocket

筋肉が過緊張していることはよく経験する。
痛みのある部位も同部なので
その部分を緩めようとすることが多いが、
実際にはなかなか緩まない、
もしくは緩んでもすぐに戻ってしまうということも
よくあるのではないだろうか。

筋肉が過緊張するときは、
使いすぎて硬くなるオーバーユースか、
使わなすぎて硬くなるディスユースが多い。
しかし、原因がその部分にない場合は、
なかなか緩まなかったり、
緩んでもすぐに戻ってしまうということが起こる。

ではどういった原因が隠れているのであろうか。
筋肉の表層には筋膜が存在する。
そしてその筋膜は周囲につながるように広がる。
表層で他の筋につながったり関節包内に入り込んだり、
また深部の筋膜と繋がることで
内臓の異常が反映されることも少なくない。

下腿三頭筋の過緊張が距骨下関節が原因だったり、
大腿筋膜張筋の過緊張が大腸が原因だったりというのは、
臨床上多く経験する。
この場合は緊張している筋には触らなくても、
原因となる部位を改善すれば緊張は軽減する。

また慢性的に過緊張している筋は、
深部にトリガーポイントが形成されていることもある。
深部の筋の緊張があることで表層が過緊張しているため、
トリガーポイントの改善が有効である。

まとめ

筋の過緊張が軽減されない場合は、
その周囲の問題を疑うことも必要である。
筋膜は周辺の関節や内臓に異常があることで、
硬くなり引っ張っているので、
原因となる硬さが減少すれば、
過緊張している筋も緩むことができる。
また深部のトリガーポイントの改善も有効である。

広告

ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔
岡山のクリニックで理学療法士として勤務。
“痛み”に対して
日常生活のコントロールの重要性を提唱している。