オッズってよく聞くけど何?

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統計でよく出てくる用語だが、
どういう意味かいまいちわからない
ということは実は多い。

オッズ比とは

オッズ比とは
「失敗に対し成功する見込み」である。
例えば負けに対して勝つ割合がこれにあたる。

酒を飲んだ人で例えると、
「男の人と女の人が先週お酒を飲んだか」で
考えていきたいと思う。

酒を飲んだ男性が80人。飲んでない男性が20人。
酒を飲んだ女性が20人。飲んでない女性が80人とする。

男性が酒を飲んだオッズ比は80/20で4。
女性が酒を飲んだオッズ比は20/80で0.25となる。

男性と女性を比べると、
男性が女性に対し酒を飲んだオッズ比は
4/0.25で16となる。
オッズ比が1以上であれば多い。
1以下であれば少ないと言えるので、
16は男性は女性に対して酒を飲む人が多いと言える。

注意しないといけないのはこの16というオッズ比。
16倍ということではない。
何倍かを図るのはリスク比というものがある。

リスク比とは

リスク比で計算すると、
男性が酒を飲むリスクは80/100で0.8。
女性が酒を飲むリスクは20/100で0.2。
0.8/0/2で4。よって4倍がリスク比として算出される。

オッズ比は過去を検討する、
ケースコントロール研究でよく用いられる。
2つの集団、特定の要因を比較するのに有効である。

それに対して
リスク比は未来を検討する、
コンホート研究でよく用いられる。
ある要因がどれだけ集団に影響するかを
比較するのに有効である。

ちなみに2018年FIFAワールドカップの
日本の優勝オッズは251である。
どれだけ優勝するのは難しいと
思われているかがよくわかるのではないだろうか。

こうやって考えていくと、
オッズ比もリスク比も計算上はそんなに難しくない。
どういったときに使うのかを知って、
どのような計算になるのかさえわかれば、
データの読み方がより楽しくなるのではないだろうか。

まとめ

オッズ比は失敗に対し成功する見込み。
1以上になれば多いとされ、
1以下であれば少ないとされる。

オッズ比はケースコントロール研究に用いられれ、
過去を検討するため2つの集団から特定の要因を比較する。

リスク比はコンホート研究に用いられ、
未来を検討するためある要因が
どれだけ集団に影響するのか比較する。

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔 岡山のクリニックで理学療法士として勤務。 "痛み"に対して 日常生活のコントロールの重要性を提唱している。