難しいことをどう説明するか

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難しいことを説明するのは実に難しい。
説明の難しいテーマというのは2種類あって、
「複雑な事象で難しいもの」と
「情報量が多くて難しいもの」に分かれる。

「複雑な事象で難しいもの」は
簡単に説明することができるが、
「情報量が多くて難しいもの」は
簡単に説明することは基本的に無理である。

しかし「情報量が多くて難しいもの」も、
たとえ話や簡略化することで
「分かった気になってもらう」ことは可能である。

テレビの健康番組で「〇〇が体に良い!!」
というのは毎日のように見かける。
患者さんからも「テレビで〇〇が体に良いらしいですね。」
ということを耳にすることは多い。
しかしそれに対して「どんな効果があるんですか?」って聞くと、
「何だったかなあ・・・なんかが良いって言ってたけどなあ・・・。」
という答えが多いのが実情である。
自分自身でも「〇〇が体に良い!!」というのは印象に残っているが、
どの成分によってどんな効果があるのかは、
案外記憶に残っていないものである。

実際には細かな内容というのは、
あまり覚えていないことが多いものである。
難しいことを簡単に説明できることは
素晴らしいように思われるが、
実は「相手にどこまで理解してもらう
必要があるのかを見極めること」が、
何よりも大切である。

患者さんへの説明や学生への説明。
こういった場面でこのことを意識して
説明することが重要である。
また自分が説明を聞く際には、
「分かった気になってしまう」のではなく、
詳細に足りない情報を補っていく必要がある。

まとめ

説明の難しいテーマは、
「複雑な事象で難しいもの」と
「情報量が多くて難しいもの」に分かれる。
その中でも「情報量が多くて難しいもの」は、
基本的には簡単に説明することはできない。

そこでたとえ話や簡略化をして、
「分かった気になってもらう」ことはできる。
ここで大切なのは
「相手にどこまで理解してもらう
必要があるのか見極めること」である。
そして自分が説明を聞く際には、
「分かった気になってしまう」にならないよう、
気をつけて足りない情報を補う必要がある。

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔
岡山のクリニックで理学療法士として勤務。
“痛み”に対して
日常生活のコントロールの重要性を提唱している。