健康寿命の因子

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近年よく耳にするようになった言葉として、
健康寿命というものがある。
健康寿命とは健康に自立した生活が
できる寿命のことを指す。

長生きは単純に生きている寿命のことであるが、
健康寿命は自分で自分のことを
できる状態の年齢のことである。

男性は9年で女性は12年程度なので、
平均してだいたい10年ぐらいになる。
この健康寿命に関わる因子として、
認知症やメタボリックシンドローム
そしてロコモティブシンドロームが挙げられる。

認知症は脳神経細胞の破壊により、
主に短期的な記憶の障害が起こる。
それにより妄想や徘徊、鬱や不安といった
感情障害などが生じ、症状が強いと生活が困難になる。

メタボリックシンドロームは
内臓脂肪型肥満から
高血圧・高血糖・脂質代謝異常のうち、
2つ以上が当てはまる場合を指す。
動脈硬化の引き金になることで、
心臓病や脳卒中を引き起こす。

ロコモティブシンドロームは
骨粗鬆症や変形性膝関節症、
脊柱管狭窄症などの疾患により、
生活が不自由になる。
痛みや動作困難から活動性が低下し、
日常生活が自立して行うことができなくなる場合もある。

認知症では脳。
メタボリッックシンドロームは内臓。
ロコモティブシンドロームは筋骨格。
それぞれの部分から影響を及ぼす。

そしてこれらは日常生活による、
頭の使い方、食事の取り方、体の使い方が関係する。
いずれも使えば使うほどいいわけでもない。
頭も使うことは大事だが使いすぎるとストレスになる。
食事も取ることは必要だが、取りすぎるのも良くない。
体も使いすぎると傷むし、使わないと弱ってくる。

偏り過ぎずにほどほどに、
それぞれの癖や傾向に合わせて、
調節していくことが大切である。

まとめ

健康寿命は平均10年程度である。
この健康寿命に関わる因子は、
認知症、メタボリックシンドローム、
ロコモティブシンドロームである。
簡単にいうと脳、内臓、筋骨格系の使い方が関係し、
使い過ぎても使わなくても良くない。
偏りなくほどほどの調節ができることが大切である。

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔
岡山のクリニックで理学療法士として勤務。
“痛み”に対して
日常生活のコントロールの重要性を提唱している。