エビデンスと仮説

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臨床では考え方が重要である。
学校で学習する内容は
エビデンスに基づくものが多い。
過去の結果によるものだが
目の前の患者に当てはまるかは
わからないのが特徴である。

また評価を元に思考するのは仮説に基づくもの。
可能性を考えて進めていく。
病態に問題ないか確認し、消去法で機能的な
問題に焦点を当てていく。
機能的な問題は実証されていないことも多い。

この二つの思想は相反しやすいものであるが、
どちらか一方が大切なのではなく
両方ともに必要なものである。

「何が悪いか」に関しては
エビデンスに基づくもので判断しやすい。
よって最低限の底上げが期待出来る。
それに対して「どうすれば良くなるか」に関しては
なかなか考えるのは難しい。
目の前の患者さんに何が最高のものかは、
自信を持って答えることは難しいはずだ。

政治経済においても同様で、
リスクを説明したり、否定的な意見はよくある。
しかし、どうすれば良いのか答えられる人は少ない。
こういった視点の考え方は、
学校教育ではなかなか難しいからかもしれない。

過去の結果を元にすることと、
目の前の患者の未来の可能性を考えること。
その二つがあって現在何をすべきか明確になっていく。
エビデンスと仮説

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔
岡山のクリニックで理学療法士として勤務。
“痛み”に対して
日常生活のコントロールの重要性を提唱している。