過緊張筋の効率的な改善

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筋はオーバーユースで過緊張しやすい。
しかし、ひたすらマッサージをしても
思うように効果が上がらず、
療法士の手の方が疲労を起こしてしまうこともよくある。

実は過緊張を起こしている筋そのものに問題がなく、
関節包の硬さによる影響で
筋が過緊張を起こしていることがかなり多い。

評価

関節包の硬さは副運動の低下やエンドフィールで確認できる。
ターゲット筋を触診し緊張の度合いを確認。
疼痛や違和感・伸張感を感じる動作を行う。

アプローチと効果判定

問題と思われる関節包をモビライゼーションなどを行い、
副運動・エンドフィールで効果判定を行う。
副運動の改善が確認できたら、
次にターゲット筋を再度触診し、
緊張の軽減を確認する。
緊張が軽減しているのを確認できれば、
疼痛や違和感・伸張感を感じる動作を再度行う。
触診で緊張が軽減できているのを確認できれば、
たいてい症状は消失している。

これにより関節包の硬さとターゲット筋の関連を確認できる。
関節包の緊張は周辺筋の反射性スパズムを誘発させたり、
筋膜が関節包に陥入することで
関節包の影響が筋に波及することがある。

まとめ

筋の過緊張は筋そのものによる問題ではなく、
関節包による影響も少なくない。
関節包の評価は副運動・エンドフィールがあり、
筋の評価は触診による緊張の度合いや、
運動時痛など疼痛誘発動作によって確認する。

もしターゲット筋と予測される関節包に関連があれば、
関節副運動が改善されれば筋の過緊張も軽減するはずである。
このような関連性が理解できれば、
筋の緊張に対するアプローチは
非常に短時間で行うことができる。

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔
岡山のクリニックで理学療法士として勤務。
“痛み”に対して
日常生活のコントロールの重要性を提唱している。