ドレイファスの技能習得

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技能を習得するには段階がある。
ドレイファス兄弟が人間の技能の習得や
極める段階において研究した
ドレイファスの技能習得というものがある。
パイロットやチェスの名人などの
あらゆる分野の技術者で極めて高いレベルの
習熟度を示した人々を研究としたものである。

初心者
状況に関係なく言われたまま、
規則どおりに行う。
物事の単純化・細分化をするため、
全体はつかめない。
技術を積む足がかりの状態である。
例)血液データ・画像所見などデータなどに反応

中級者
状況にも目配りできる。
類似性を感じることで広く見ることができる。
規則のみでなく経験を使うことができる。
例)よくあるパターンを見つける

上級者
目標によって臨機応変な対応ができる。
目的を意識し、結果の予測を立てることができる。
例)計画を立てて実践をする

プロ
経験に応じて視点を変化させ、
構成要素を分解せず直感で対応できる。
また客観的に意思決定できる。
例)全体的に捉え実践する

達人
対応そのものが体の一部のように、
流れるように自然に動く。
逆に合理的な説明をするのは難しい。
例)直感的に問題を掴む

達人になれるのは全体の1〜5%と言われる。
ほとんどは中級者で止まる場合が多い。
必要な仕事のみを行い、
必要になると新しい仕事を学ぶ。
広く概念的に理解することは困難。
問題の一部は解決できるものの全体的な視点はない。
全部理解するのは難しいけれども、
全部理解しようと思ってもいない。

これらは経験により向上していく。
ただ5年目で1年目の経験を繰り返しても、
積み重ねとはならない。
先月、去年と比べ同じ意識で同じことをしているなら、
経験は積み重なっていない状態。

まとめ

ドレイファスは技能習得を段階的に示した。
初心者、中級者、上級者、プロ、達人と5段階に分類。
ほとんどのものが中級者で止まってしまう。
達人は1〜5%である。

経験を積み重ねていくためには、
徐々に自分に対する課題を上げていく必要がある。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔
岡山のクリニックで理学療法士として勤務。
“痛み”に対して
日常生活のコントロールの重要性を提唱している。