マルチタスクの対処

広告

Pocket

他者と関わったり、社会に出るときに
重要なスキルとしてマルチタスクがある。
マルチタスクとは複数の作業を
同時にこなすことを指す。

例えば人と話をするとき。
自分が何かを話し、
相手の表情や仕草そして
声のトーンやスピードに合わせて、
内容や合わせ方を調整する。
仲の良い人は無意識に合わせられるが、
苦手な人や慣れない緊張した場面で
合わせる場合は意識的に、
合わせていかなければならない時もある。

また料理もマルチタスクが必要なものになる。
3品以上作るときなどは、
できるだけ冷めないように
同時に完成を目指す場合などに特に必要である。
それぞれの料理の工程を把握し、
それぞれの下ごしらえを行いながら、
最終的には同時に完成させる。

こういった作業は男性よりも女性の方が得意である。
女性の場合はテレビを見ながら電話をして、
メモ帳に落書きをするような
離れ技をこなすことができる。
男性の場合は電話がかかってくると、
テレビの音量を下げるように言う。
またテレビを見ているときに話しかけると、
「ふんふん。」と言って
結局聞いていないことがある。
これが喧嘩のきっかけになった人も少なくない。
同時に作業を行うのが困難なためである。

ではこのマルチタスクを
どうすればできるようになるのか。
料理をすることもトレーニングになると思うが、
あらかじめ意識することを
シミュレーションし予測を立てる方法も使える。

マルチタスクは同時に複数の作業を行うが、
何に意識をすべきか明確にすることで、
いくぶんやりやすくなる。
例えばメインで意識すべきことと、
サブで意識するもの2つ程度明確にする。
メインを意識しながら、
ある条件になったときにサブ1を意識する。
またある別の条件になったらサブ2を意識する。
人は3つ程度しか意識は難しいので、
メイン、サブ1、サブ2程度にしておくのが良い。

ただマルチタスクを脳で確認すると、
同時に脳が働いているというよりも、
処理する脳の領域を
切り替えている状態であることがわかっている。
よって脳は短時間で疲労を起こし、
パフォーマンスとしてもあまり高いものは得られない。
マルチタスクは使う場面を注意する必要がある。

まとめ

マルチタスクは他者や
社会に合わせるために重要なスキルである。
やりやすい方法としては、
意識するものをメイン、サブ1、サブ2に分け、
サブ1とサブ2の発動条件を明確にする。

ただマルチタスクは脳の負担が大きいのと、
パフォーマンスとしてはあまり高くないことがわかっている。
作業はうまく選択し、集中することの方が
より良い結果を得られることを忘れてはならない。

広告

ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔 岡山のクリニックで理学療法士として勤務。 "痛み"に対して 日常生活のコントロールの重要性を提唱している。