脊椎の彎曲と負担

広告

Pocket

立っているのはしんどい。
これは働かせる筋肉が多いためであり、
それにより消費カロリーは約20%増える。

しかし脊椎の負担は実は立っているより、
座っている方が大きいのである。
これは脊椎の彎曲が立っている時と比べ、
座ると減少するためである。

立っていると頚椎の前彎、胸椎の後彎、
腰椎の前彎が作られやすい。
しかし座ると身体はどちらかというと丸くなりやすく、
それが脊椎の負担に関係してくるのである。

では具体的にはどれくらい違うのであろうか。
有名なものとしてナッケムソンの論文1)がある。
立った姿勢を100とした場合、
座った姿勢が140     約1.4倍
座って前傾した姿勢が185 約2倍
座って荷物を持つと275  約3倍  になってしまう。

座っているだけなのに調子が悪くなる。
実は座っているからこそ、
脊椎は負担がかかりやすくなっているのである。

まとめ

立っているより、座っている方が楽なのだが、
座っている方が肩や首、腰が痛くなることが多い。
座ると働く筋肉が少ないため楽なのだが、
実は脊椎の負担は座った方が圧倒的に大きい。
脊椎の彎曲が低下するのがその理由であり、
座ることで脊椎の負担は約1.4倍。
座って前傾したら約2倍。
座って荷物を持つと約3倍にもなってしまう。

脊椎に関連する症状の場合は、
いかに座る時間を短くするかが実は重要になる。

1)Nachemson AL.the load on lumbar disks in different
position of body.1966

広告

ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔
岡山のクリニックで理学療法士として勤務。
“痛み”に対して
日常生活のコントロールの重要性を提唱している。