運動範囲の変化
組織の損傷からの回復は時間が必要である。 損傷した直後は炎症が生じており、 時間とともに修復されていく。 痛みの症状は”傷んだ”痛みから ”硬さ”の痛みに変化していく。 顔をしかめるような強い痛みから、 凝ったり突っ張っ…
身体のつながりを意識する
組織の損傷からの回復は時間が必要である。 損傷した直後は炎症が生じており、 時間とともに修復されていく。 痛みの症状は”傷んだ”痛みから ”硬さ”の痛みに変化していく。 顔をしかめるような強い痛みから、 凝ったり突っ張っ…
肩の痛みは様々な症状が混在しやすく、 鑑別が非常に重要である。 まずは神経症状があるかどうかの鑑別が必要である。 頸髄症や椎間板ヘルニアなどの脊髄や神経根の問題。 そして胸郭出口症候群などの末梢神経の問題。 これらは把握…
ストレッチは筋肉を柔らかくする方法の一つである。 しかしやり方が間違っていると、 柔らかくなるどころかかえって硬くなってしまう。 これは一体どういうことなのだろうか。 筋肉は早い動きになると硬くなる性質がある。 急に伸ば…
筋肉が過緊張していることはよく経験する。 痛みのある部位も同部なので その部分を緩めようとすることが多いが、 実際にはなかなか緩まない、 もしくは緩んでもすぐに戻ってしまうということも よくあるのではないだろうか。 筋肉…
脊椎の側屈では環椎後頭関節と 下部頚椎の動きが大きい。 その他には胸腰椎移行部である Th10-L1付近の動きが大きい。 脊椎の回旋では環軸関節と下部頚椎の動きが大きく、 上位胸椎の動きが比較的大きくなる。 また腰椎では…
脊椎は多くの関節がつながっている。 特に可動に関わる部分は 頚椎・胸椎・腰椎の24個となる。 それぞれの関節によって役割が分かれるため、 頚椎、胸椎、腰椎と名前が違う。 頚椎は7つだがその下から肋骨があらわれ、 胸郭にな…
筋肉は運動をしないと年に1%ずつ減少する。 1%と言えば大したことないようだが、 この積み重ねは複利で考えると大きな影響を持つ。 25歳で筋肉が20kgとすると、 35歳で約10% 約2kg減。 45歳で約18% 約3….
筋肉は過剰に運動したりすると、 緊張や疲労を生じる。 またあまりに動かなくても、 硬くなってしまう。 運動神経末端からアセチルコリンが 分泌されカルシウムイオンが放出されることで、 筋収縮が生じる。 筋収縮が続くと、 血…
運動を行う上で体幹が重要だということは、 一度は耳にしたことがあるだろう。 体を動かす時には四肢がダイナミックに動くが、 実はそのダイナミックな動きを支えているのが体幹である。 体の動きの多くは四肢で行われ、 動きに関わ…
膝の痛みでいくつかの典型例がある。 まず一般的なのが内側関節裂隙の疼痛。 そして2つ目が鵞足部の疼痛。 そして3つ目は腰由来からの疼痛である。 内側裂隙の疼痛は立脚初期から中期の ラテラルスラストが原因である。 内反スト…