腕の痛みと脊椎

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そんなに使っていないのに腕が痛くなる。
こういった症状の女性は意外にも多い。
変わったことをしたか尋ねたら、
部屋の片付けや草抜き、
風呂のタイル掃除など
筋肉痛になるほどの負荷とは考え難いものである。

実はこれらの腕の痛みなのだが、
原因は腕にない場合も少なくない。
その一つに実は脊椎が関係していることがある。

身体は使いすぎて傷める場合と、
同一姿勢で硬くなる場合が痛みの原因となりやすいが、
脊椎は同一姿勢で硬くなりやすい部位になる。

脊椎が硬くなってしまうと、
脊椎の表層の筋膜が緊張し、
上肢の筋膜を中枢側に引っ張ってしまう。
引っ張られた筋膜は緊張し、
緊張したままで作業をすると、
わずかな負荷でもダメージを生じやすくなる。
これは筋が伸張されながら収縮するので、
遠心性収縮様の収縮様式になってしまう。
遠心性収縮は最も負担の大きな収縮様式になるため、
部屋の片付けや草抜き、
風呂のタイル掃除など
筋肉痛になるとは考え難い動作でも、
痛みを生じてしまうのである。

まとめ

わずかな負担のはずなのに腕が痛くなる。
そういった症状の場合、
実は脊椎が問題となっている場合がある。
脊椎が同一姿勢で硬くなると、
表層の筋膜が緊張し、上肢の筋膜を中枢側に引っ張る。
これがいわゆる遠心性収縮様の動作になるため、
わずかな負担であったても筋肉痛になってしまうんである。
一生懸命に集中してしまう動作は、
思ったよりも時間が経ってしまうものである。
脊椎が同一姿勢にならないように、
20分に一度は作業を中断し、
脊椎を伸ばしたり、少し散歩をするなどの
工夫をする必要があるかもしれない。

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔 岡山のクリニックで理学療法士として勤務。 "痛み"に対して 日常生活のコントロールの重要性を提唱している。