日本は休み多い?

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あー。明日は祝日か・・・。
なんか祝日多いなあ。
そんな気がしないだろうか。
ざっと祝日を挙げてみた。

1月は元旦、成人の日
2月は建国記念日
3月は春分の日
4月は昭和の日
5月は憲法記念日、みどりの日、ごどもの日
7月は海の日
9月は敬老の日、秋分の日
10月は体育の日
11月は文化の日、勤労感謝の日
12月は天皇誕生日

6月以外はほぼある。
さらに月に祝日が2日以上ある月が
4ヶ月もある。

有給所得率は低いというけど、
これは休み多いのではないか。

日本の労働

日本は働き者というイメージがあるが、
実は労働生産性は非常に低い。
OECDで34カ国中21位。
主要先進7カ国で22年連続最下位。
にも関わらずGNPは世界第3位。
結局のところ効率の悪さを
長時間労働でカバーしている。

時間あたりの労働生産性は
アメリカが68.3で日本が42.1。
日本はアメリカの1.6倍の働きをして
ようやく同レベルになる状態である。

働き方を変え、もっと生産性を高める。
これが他国と戦うグローバル社会では
必要不可欠となっている。

世界との関係性

有給消化率は他国と比べやはり低い。
フランス、スペイン、ブラジル、
オーストリアが100%。
次のイタリアとインドが75%。
ヨーロッパ勢がトップクラス。
日本はやはり少なく50%、
韓国はさらに少なく47.9%。
アメリカが意外と少なく73.7%で7位である。

ただ祝日の数はダントツで高く、
日本の祝日の数は1位で17日ある。

そう考えると祝日と有給休暇を合わせた、
休暇日数合計を見るとどうだろうか。
やはりフランス、スペイン、ブラジル、
オーストリア、イタリアにはかなわないが、
堂々の6位である。
その下に香港、シンガポール、アメリカ。
何とアメリカを抜いてしまっている。

有給を取りにくい日本とアメリカ。
バカンスを楽しむヨーロッパ。
仕事の捉え方がどうやら違う印象だ。

世界の仕事の捉え方

バカンスを楽しむヨーロッパ。
仕事に対する使命感はそれほどない。
休みために働くといった感覚である。
残業の規制や有給消化は
法律で保障されている。

実際に有給所得に罪悪感を感じる人の割合は、
フランスで22%に対し、日本は59%。
アメリカは33%である。

アメリカは先進国で唯一、
有給休暇の保障がない国である。
そのため雇用者との間で取り決めをするが、
パフォーマンスの低下は職を失う不安が生じる。
その分、業務内容や責任が
契約によって明確なので、
自分の仕事に集中。
自分の仕事に影響のないものに関しては、
メリハリをつけて休みをとる印象だ。
それが罪悪感を感じない要因と思われる。

日本の場合は複数業務で
仕事に終わりがないのが特徴。
どの仕事が自分の仕事で、
どの仕事が他人の仕事なのか。
1人の人に対して複数の仕事が紐づけられる。
そのかわり、環境の変化や人員の増減に
対応しやすいメリットはある。

まとめ

有給は罪悪感もありなかなか取れない日本。
そのかわり祝日を含めた休暇は
ヨーロッパ勢の次ぐらいにあたる。

休みのために働くヨーロッパ。
仕事に人をつけるアメリカ。
人に仕事をつける日本。
それぞれに長所と短所がある。

日本人にあった働き方。
そして今の世界との環境にあった働き方。
日本の働き方が今後どのような方向になっていくのか、
諸外国の差を見ることで明確になっていく。

1)Voicepedia Inc.(2015),Harris Interactive(2014),
エクスペディア・ジャパン「世界28ヶ国有給休暇・
国際比較調査2016」

Photo by Kaitlyn Baker on Unsplash

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔 岡山のクリニックで理学療法士として勤務。 "痛み"に対して 日常生活のコントロールの重要性を提唱している。