大動脈のかかし

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大動脈は多くの部分と血管のつながりを持つ。
しかし、多くの血管を持つ部分は
イメージが難しく覚えにくい。

そこで大動脈のつながりを理解する、
大動脈のかかしを紹介する。

これは簡単なイラストだが、
全ての位置が完璧なだけでなく、
血管の大きさも正確である。

眼は横隔膜の動脈。
ヒゲは胃の動脈である腹腔動脈。
口は上腸間動脈。
乳頭は精巣動脈・卵巣動脈。
腕は腎臓の動脈。
おへそは下腸間動脈。
陰茎は仙骨動脈。
二本の足は腸骨動脈。
そして後ろの棒は脊椎で腰動脈に括られている。

横隔膜はしゃっくりの出るところである。
腹横筋・骨盤底筋などとともに腹圧の形成をし、
排便や出産に重要な働きをする。

腹腔動脈は胃・十二指腸・肝臓・
膵臓・脾臓などの消化に重要な領域の栄養を運ぶ。

上腸間動脈は十二指腸の下部から横行結腸の2/3まで、
膵臓の一部に栄養を運ぶ。

精巣動脈・卵巣動脈は生殖器に関わる部分である。

腎臓の血管は大きく、幅広い。
これは心臓からの全血液の5分の1を入れているから。
よって腎臓は心臓とこれだけつながりが深い。

下腸間動脈は下行結腸・S字結腸・直腸に分岐する。
排泄に重きをおく腸の栄養を運ぶ。

仙骨動脈は末端が尾骨小体となる。

腸骨動脈からは下肢に長く伸びていく。

まとめ

大動脈には多くの分布があり、
それを把握することで、
栄養血管の分布が容易に可能である。

内臓の働きは筋膜系・神経系・リンパ系・
そして血管系の影響を受ける。
血管系の影響は血管の解剖学が理解できれば、
血管周囲の組織の柔軟性を改善することで、
変化が出ることがある。

大動脈の分岐はそうしたイメージを
作り出すことができる。

Photo by Alina Sofia on Unsplash

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔 岡山のクリニックで理学療法士として勤務。 "痛み"に対して 日常生活のコントロールの重要性を提唱している。