前方頭位で出現しやすい症状

広告

Pocket

頭が前に出た姿勢を前方頭位というが、
この姿勢は様々な症状の原因となりやすい。

実際の症状

まず頭重感。
前方頭位は下部頚椎を屈曲位にさせる。
それにより下部頚椎は硬くなり、
周辺筋膜の緊張が生じ、
頭部の筋膜である帽状筋膜は伸張される。
伸張された頭部の筋膜は緊張し、
重たさや違和感などを生じる。

次に咳やむせ、喉のつまり。
前方頭位は下部頸椎が屈曲しやすくなる。
喉頭はC6あたりの位置になるため、
咽頭部が屈曲し喉の症状が出現しやすくなる。

そして肩や背中の凝り。
前方頭位は胸椎の屈曲傾向を助長する。
胸椎の屈曲傾向は肩甲骨の外転傾向にも影響する。
それにより頸部、肩の筋は伸張されてしまい、
緊張が高まって凝り症状につながる。

最後に胸の違和感。
息が吸いづらい感じや胸がイライラするなどの
愁訴が生じやすくなる。
前方頭位は胸椎が屈曲傾向になりやすい。
肋骨は呼気肢位で固定され、
肋骨運動が阻害されやすくなる。
これが息の吸いづらい感じや
胸がイライラする感じにつながる。
また肋骨運動が阻害されることで、
肺も膨らみにくくなるため、
酸素流入が減少し睡眠時の脳の休息にも影響する。

まとめ

以上、前方頭位で出現する様々な症状について。
前方頭位による局所的な問題のみならず、
姿勢によって様々な症状を連鎖的に生じさせる。
こういったカラダのつながりを見ていくことで、
長い間続いていた症状が改善することもある。

%e3%83%81%e3%82%a7%e3%82%a4%e3%83%b3

広告

ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔 岡山のクリニックで理学療法士として勤務。 "痛み"に対して 日常生活のコントロールの重要性を提唱している。