運動範囲の変化

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組織の損傷からの回復は時間が必要である。
損傷した直後は炎症が生じており、
時間とともに修復されていく。

痛みの症状は”傷んだ”痛みから
”硬さ”の痛みに変化していく。
顔をしかめるような強い痛みから、
凝ったり突っ張ったり重いような痛みに変化する。

運動範囲もそれによって変化する。
関節は動かさなくても硬くなるし、
動かしすぎると傷んでしまう。
炎症が生じている時は、
わずかに動かすだけでも動かし過ぎになりやすく、
運動範囲は非常に狭い。
組織の修復が進んでいくことで、
運動範囲は少しずつ広がっていく。
ただ正常とは違い、
動かさなければ硬くなりやすい。

組織の修復が改善することで、
動かし過ぎて傷むことは徐々に減少し、
関節の可動範囲を広げることで、
関節が硬くなることが徐々に減少する。

まとめ

組織の損傷が生じるとわずかな動きで、
動かし過ぎて傷むことが起きる。
また修復が進んでも運動範囲が狭いままだと、
わずかな時間で関節が硬くなりやすくなる。

損傷の回復の時期により保護が重要か、
運動が重要か変化していく。
アプローチの度合いにも大きく関わってくるが、
患者指導においても重要な要素となる。

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔
岡山のクリニックで理学療法士として勤務。
“痛み”に対して
日常生活のコントロールの重要性を提唱している。