意欲や判断力の低下は前頭葉の影響?

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前頭葉は意欲や判断力、
行動に対する抑制といった
人間らしさに関わる機能がある。

前頭葉の働きが低下すれば、
意欲や判断力の低下が起こるので、
机上の知識は保たれる反面、
実生活の判断力と行動が低下する。

前頭葉は部位によって働きが分けられるが、
情動に影響を及ぼす眼窩前頭皮質(OFC)
計画に影響を及ぼす背外側前頭前皮質(DLPFC)
自発的な行動に影響を及ぼす内側前頭前皮質(MPFC)

これらが総合的に働くことで目標に向けた行動を起こす。
OFC(情動)→DLPFC(計画)→MPFC(自発的行動)
逆にこれらが障害されることで、
うつに似ているアパシーが生じる。

うつは将来の不安があり
落ち込みとともに意欲が減少する。
アパシーは将来に対して無関心で落ち込みはないが、
行動が低下する状態である。
やる気が出ず計画性がなく自分で動こうとしない。

うつとアパシーは非常に似ている。
やる気が出ず自分で動こうとしない点は同じだが、
将来に対し不安があるのか無関心なのか。
また気分が落ち込む原因以外は、
積極的に行動を起こすので、
似てるようで少し違う。
それが前頭葉の機能低下かどうかの
一つの目安になるかのしれない。

アパシーは通常の人でも起こりやすい。
一番大きな影響としてはストレス。
勝ち負けを気にする若い男性に多いのが特徴である。

通常ストレスは「内容を具体的にして解決する」か
「そのこと自体を忘れる」などで解決するのだが、
アパシーになるとストレスが大きすぎて
対処しきれていない状態になっている。

対処としては
・よく笑う
・体調や栄養管理
・適度な運動
・自己暗示で自信をもつ
・理想と違っていても気にしない

頑張ることは大切だが、
頑張りすぎると脳はブレーカーを落とす。
そういったことを踏まえて、
頑張り具合を調節していくことが必要である。
前頭葉1

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔 岡山のクリニックで理学療法士として勤務。 "痛み"に対して 日常生活のコントロールの重要性を提唱している。