大腿筋膜張筋と立方骨

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大腿筋膜張筋は緊張することが多い。
大腿筋膜張筋が緊張すると、
筋出力が低下することで、
ラテラルスラストを伴う膝関節裂隙の疼痛や、
相反抑制によって
大腿内側部の過緊張が生じることもある。

さてこの大腿筋膜張筋だがなかなか緩みにくい。
ストレッチやマッサージしてもなかなか緩まず、
結果が出ないことを感じる人は多いのではないだろうか。
この大腿筋膜張筋の過緊張の原因に、
実は立方骨が関係することがある。

立方骨は足の外側に位置しており、
小指と環指の中足骨そして踵骨と連結する。
そしてこの立方骨は
外側ではラテラルラインの末端になる。
この筋膜のラテラルラインのつながりで、
大腿筋膜張筋を引っ張ってしまうことが多いのである。

もし大腿筋膜張筋の緊張が立方骨の影響であれば、
立方骨の副運動が低下しており、
モビライゼーションで改善すれば
大腿筋膜張筋の緊張も軽減する。

立方骨の関節は足部のむくみや冷えなどで硬くなりやすい。
セルフエクササイズとしては竹踏みやツボ押しなどで、
足部の外側を意識して行うこともできる。
またむくみや冷えの予防が必要不可欠である。

まとめ

大腿筋膜張筋の緊張はラテラルラインを介して、
立方骨が関係することも多い。
足のむくみや冷えを気をつけ、
竹踏みやツボ押しで改善させることもできる。
なかなか改善しない症状というのは、
問題が違う場所にあることも多い。

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔
岡山のクリニックで理学療法士として勤務。
“痛み”に対して
日常生活のコントロールの重要性を提唱している。