不安と対処

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人はうまくいかないのではと感じた時に
不安を感じる。
不安は対象のない恐れであり、
対象を明確にするといくぶん楽になる場合がある。

今まで経験ないことが生じたときや、
以前にネガティブなことが起きた時に、
また同じことが起きるのではないか。
といった時に不安が生じやすい。

例えばリハビリテーションが終了になる前に、
不安が増強する場合が多い。
入院患者が退院するときや、
外来でのリハビリテーションを卒業する場合などである。

患者の不安で多いのは、
「リハビリテーションを終了することで、
また悪くなってしまうのでは・・・。」
といったものだろう。

患者の漠然とした不安が、
言語化できない時はこちら側が、
提示することで気づくことができるかもしれない。
そしてその不安に対して、
何かできることがあるだろうか。

実際にはリハビリテーションが
終了した時にしかわからないものである。
実際に終了して時間が経った時に、
大丈夫であれば初めてそこで自信が生まれる。

この自信をつけるためには、
リハビリテーションを終了して
自分自身で過ごすことができて、
はじめて自信はついてくるものである。

とはいってもなかなか難しいものである。
不安な時にはポジティブな内容はそぐわない時も多い。
逆にネガティブな内容の対応が良い場合もある。

もし悪くなるとすれば「どういう時」で、
「どうすればいいか」が明確になると
気持ちが楽になるかもしれない。

今まで通りの生活をしていれば
急に悪化するということは考え難い。
あるとすればいつもより多く頑張った場合。
ただ悪くなっても体には自然治癒力があるので、
時間とともに回復するものである。

もし良くならないとすれば、
悪化しても負担を繰り返しかけている場合、
そしてもう一つは気にし過ぎて、
無意識に力が入ってしまう場合である。

このようなことを伝えると、
本人が不安な内容。
そしてそれが生じる可能性のある条件と、
その後の影響まで明確になる。

不安とは対象のない恐れ。
いかに対象を明確にするかが重要になってくる。

まとめ

リハビリテーション終了の間際には不安を生じやすい。
不安は対象のない恐れであるので、
対象を明確にするだけでもいくぶん気持ちは楽になる。
終了してしばらく調子が良かった時に
はじめて自信はついてくる。

もし悪くなっても体には自然治癒力があるので、
時間とともに回復する。

良くならないのであれば、
悪化しても負担を繰り返しかけている場合と、
気にし過ぎて無意識に力が入ってしまう場合である。

このように不安な内容と可能性、
そして対処まで説明すれば
いくぶん気持ちは楽になるかもしれない。

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ABOUTこの記事をかいた人

藤原大輔 岡山のクリニックで理学療法士として勤務。 "痛み"に対して 日常生活のコントロールの重要性を提唱している。